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【BLEACH】

第65章 千年血戦篇


「そのときに、滅却師達と相対したのは……初代護廷十三隊。圧倒的な力を持った戦を好む集団だった頃のね。個々の力は歴代の護廷十三隊の頂点だろう。」

尸魂界にとってそれは大きな歴史のはず。真央霊術院でも教えられていることだろうか?

「ま、千年前の話だ。僕は伝え聞いた話でしか知らないからね。そういうのは当事者に聞くべきだろう。」

そうして視線を移した先にいたのは、卯ノ花隊長だった。

「戦備があるため長話は出来ませんが。ええ。私はあの時、前線にいました。」
「卯ノ花隊長が!?」

回復部隊の隊長が前線に出なければならないほどということか?

「そりゃ、彼女、初代隊長だからね。初代じゅ」
「滅却師を率いていた者の名はユーハバッハ。あの男の手によって、護廷十三隊は数多の命を失いました。当時の隊長や、雀部長次郎副隊長、そして山本元柳斎重國総隊長によって、侵略を食い止めることが出来ました。」
「では、その者は倒されたのですか。」


卯ノ花隊長は目を細めて言った。

「いいえ、恐らくは……長い年月をかけて総隊長の卍解の技で損傷した身体を修復し、そしてー復活した。」


今回また滅却師が襲ってきたのは勝機があったから。組織力や基礎戦力では護廷十三隊の方が勝る。しかし、それを障壁と思わぬ策があるのだろう。実際に、奇襲によって尸魂界は彼らに蹂躙された。

「安心してよ。当時のことを知る卯ノ花隊長がいる。僕もいるし、あの頃に負けない強さを持つ隊長達がいる。その中に君も含まれている。今までの戦いよりもほんのすこし難しいかもしれないけれど、総力戦でいけば負けやしないさ。なんといっても、山爺が前線に出るつもりでいる。こんなに心強いことはないさ。」
「初代護廷十三隊と比べ物にならないくらい強い団結力があります。そして、医療術も格段に進んでいます。己を怯ませる恐れる心など必要ありません。」


2人にお礼を言って隊舎に戻る道すがら、声をかけられた。


「平子さん!」
「年長の2人に声掛けてもらってたから、俺が出んでもええかと思ったけど。俺はおせっかいやからなぁ。」
「すみません、あなたの言いたいことはわかります。『隊首会の時のあの表情なんや?ただ疑問があっただけちゃうやろ。』」
「隊首会の時のあの表情なんや?ただ疑問があっただけちゃうやろ。」
「私は経験が足りていません。」
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