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【BLEACH】

第65章 千年血戦篇


総本部、隊首会室で臨時の隊首会が行われた。

「滅却師?ま、わかってちゃいたけど、面倒なことになりそうだねぇ。」

雀部長次郎副隊長他を殺害した旅禍の正体は滅却師だと断定された。

滅却師って、ずっと前に死神が魂魄の均衡維持のために、殲滅したと聞いている。石田雨竜はその生き残りであった。それなのにどうして滅却師が?

色々と考えていると、視線を感じた。……平子さんと目が合った。

「奴らの根城はどこにある」
「残念ながら、それは、まだ。」
「そうか。ならば、こちらから攻め入る術もなし。全隊長に命ずる。これより、戦の準備にかかれ。賊軍の尖兵は開戦は5日後と告げたが、急襲をかける慣例邪知の奴輩の言葉など信ずるべくもなし。直ちに全霊全速で戦備を整えよ。二度と奴らに先手など取らせてはならぬ!!!」

じぃ先生が声を荒らげている。
この場にいるのが苦しくなるほどの圧を感じた。


「京楽隊長」
「なんだい?ポインティちゃん」
「旅禍が滅却師であること。『わかっていた』とのことでしたが……それは残痕の霊子解析による結果、もしくは彼らの霊力や戦い方からか……それ以外に理由があるのか。教えて頂きたいです。」
「答えは……それ以外だね。滅却師は僕ら死神をさぞ恨んでいるだろう。」
「二百年前にあったという、護廷十三隊による滅却師の殲滅作戦は私も知っています。『世界の均衡を保つためには仕方がなかった。魂魄のバランサーとしての役目である。』死神寄りの意見ではありますがそういった過去があったのも知っていて、理解します。ですが、数える程にしか存在しなかったはずの滅却師が、尸魂界へ復讐を実行しようとする程の組織を作っている。それは滅却師側に強力な統率力を持つ者がいると考えるべきです。貴方は『滅却師が烏合の衆ではない』ことを根拠づけるものがあると知っていたのではないですか。恐らくは……私以外の皆さんは。」

京楽隊長は笠をくっと上げた。

「滅却師が尸魂界を襲撃してくるのは……千年ぶりのことだ。」


千年も昔に尸魂界と滅却師が戦った、ということらしい。
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