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第9章 天からの贈り物


『ふふっ、自信ありますよ?なんなら幹部の座にでも居座ってやりましょうか…指名手配犯の人達に色々指示してみたりとか』

「本気でやりそうな気がするな……いや、あれ以上過激になられるのも考えものだぞ?あれだけの武力のおかげで他の異能組織や密売人などから陰ながら支えられてはいるが…」

『大丈夫ですよ、ポートマフィアは暴力集団とは違いますから。探偵社で聞いた話じゃあ、トップが入れ替わってからはちゃんと横浜のために暗躍してるって聞きますし』

ニコリと笑えば流石に箕浦さんも苦笑いになる。

「君の情報量には毎度驚かされる…まあでも、君程の実力がある人間ならば寧ろ警察に欲しいくらいなんだが」

『!まさか、私は規律がかたい仕事に向いてませんよ。ある程度自由に出来るところがやっぱり一番いいですし……警察さんのお手伝いは頼まれればいくらでも』

ならばやはり転職はなしに探偵社だなと笑われて、こちらもクスクスと笑っていた。

分かる人にはやはり分かるところもあるのだろう、ポートマフィアが、ただ何も考えずに独走するだけの殺戮集団などではないのだということは。

「さて、話をしてもらって助かった。一応聞くが、捕まえた奴らに関して何か気になる事や、希望などはあるか?」

『んー…そうですね。次また同じような事をしてる現場を見かけたら、容赦なくこてんぱんにしますから大丈夫ですよ』

____顔は全員覚えましたから

薄ら笑いでニヤリと言えば、立原から情けない声が上がる。
箕浦さんも少しだけ顔を青くしていて、頼もしいなと部屋の扉を開けてくれた。

次にまた出会ったらこてんぱんにする……うん、そう出来たらいいな。
あの顔に、目に見られて………正直平気でいられる自信が全く無い。

それを隠すように冗談を言って、立原を内心からかいながらも警察署を後にした。





「ったくお前……っ、マジで心臓に悪ぃ……!!」

『あー楽しかった、立原弄り』

「刑事の目の前でよくあんな事言えるよなお前!?」

『優しいお兄さんの事苛めたくなってつい♡』

嬉しくねえ…!と項垂れる立原を後ろに歩いていくと、中也さんとトウェインさんを発見した。

そしていたずら心満載のまま、能力を展開してそのまま音もなく瞬間移動…辿り着いた先は、中也さんの背中の上。

「!!?うおッッ!?」

「え、何!?って蝶ちゃん!!?」
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