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第9章 天からの贈り物


普通に考えて五百年だなんて冗談にも程があると思われるかもしれない。
しかしこの人は私からしてみると本当に有り得る年数を口に出してくるから、リアルに聞こえてしまう。

千年と言わなかったあたりが狙って言ってるような気がする。
ていうか絶対そうだ、分かってて言ってるよこの人、反省する気全然無いもん。

『な、何ですかその理由……っ、そんな事言ってお姉さん達に言い寄られて実は内心嬉しかったり「いや、だからマジでお前探してて気付いてなかったって」………!べ、別に嬉しいとかないんですから!!』

最早説得力の欠片もない反論をしていればはいはい、と言いながらうりうりと頬をつつかれる。
それに子供扱いされているような気がしてむくれ、仕返しだと言わんばかりにデコピンするも、相手が中也さんだったためにあえなく玉砕。

「お前俺に反撃するたあ学習しねえなあおい、なんなら語尾ににゃあって付けてみるか子猫ちゃんよ、ん?」

『!!!……ち、中也さんはつけて欲しい…の?』

恥ずかしさに思わず聞き返してしまったのだけれど、それが一番中也さんの中では驚いたらしく、目を見開いて驚かれた。

「…いや、いい。……お前はマジでビビった時に勝手にそうやって鳴いてくれっかんな」

『い、意地悪!!趣味悪いッ!!』

「俺のせいじゃねえだろが……って、ん?んだコレ、首領と……は?太宰から?」

「あ、俺んとこにも首領から…ってこれ!!?」

同時に携帯の鳴った立原と中也さんが内容を確認すると、首領からの連絡が二人共に送られてきたらしい。
まさか新しい作戦かとも思ったのだけれど中也さんの方には太宰さんからも届いているらしいし、何事かと思って中也さんの顔を見ると、何故か顔を青くして冷や汗を流していた。

隣の席を見るとトウェインさんに立原は携帯の液晶を見せていて、そちらも同じようなリアクションをとる。

『え、ちょっと、何ですか?トウェインさんが見ていいんなら私にも…』

「お、お前はダメだ絶対ダメだ!!つかこんなもんいったい誰が……ってまさかさっきの…ん!?蝶、お前俺の携帯!!!」

見せてくれそうに無かったので能力を使って中也さんの携帯を見る。
しかしそこに書かれていた内容に頭が一瞬真っ白になって、首領ではなく太宰さんからのメールも開けてみたのだけれど、そちらも同じ内容だった。

『……ファンクラブ…?』
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