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第9章 天からの贈り物


ベシッと思いっきり手をはたけばいったぁ!!?と声を上げるトウェインさん。

『な、なな何が可愛いよ!?人のこと散々いいように言いくるめて…ってか半分脅してやらせてるんじゃないッ…にゃ、』

首に触れようとしたのか手を見せられたために大人しく語尾をつけざるを得なかった。
質悪いこの人、それに今日はいつにも増してしつこい上に計画が綿密な気がする。

「ほらほら、いい感じに躾られてきた…ッたッ!?……だ、だって可愛いのは可愛いんだから……っ、そこの君だって可愛いと思うでしょ!?白い猫耳見つけてそこに蝶ちゃんがいたら付けたくなるよね!!?」

『立原になんてこと聞いてんのよこの立原二号!!立原もどきのくせしてニャ!!』

「俺二号とか何言ってんだてめえ…」

少し狼狽えつつもトウェインさんの言ったことを真剣に考え始めたのか、腰を屈めてグッと顔を近くまで寄せて私を見る立原。

突然顔を近づけられて当然恥ずかしくなってきて、顔が熱くなってくる。

『な、ッに…っ』

「あ?…ああ、いや……確かにつけたくもなるなと思ってよ。似合ってっし普段から猫みてぇだしやっぱ可愛いし」

『かわッッ!!!?』

まさかの立原の返しにぶわあっと顔が一気にもっと熱くなった。

「でしょでしょ!…って君が立原君か、うん、いける口だね!」

「そりゃどうも?つうかてめえがトウェインとやらか、幹部から聞いたことはある。…まあ蝶が可愛いのは元からだしな、たまに小生意気なところもあるがそれも大体照れ隠しだし、可愛らしいもんだ」

『も、もうやだこの二人っ、なんで出会い頭にこんな意気投合の仕方してんのよ…』

忘れてた、そうだ、本家立原と立原二号ではないかこの二人は……見込みが間違っていなかった事に更に悔しくなった。

「最初すっごい抵抗されたから、これつけてる蝶ちゃん見たら中原君もイチコロだよって言ってあげたらすぐにつけてニャンニャンしてくれるようになったよ」

「あれだな、メイド喫茶とかでよくあるサービスみてえな」

「そうそう、ジャパニーズサービス!!ああもう生きてて幸せだよもう!!」

『いや…だから私日本人じゃない……ニャン』

なんでこんな事に…ていうかなんで立原が街の中で一人ほっつき歩いてんのよ。

「でも折角なんだし幹部にも見せてやろうぜやっぱ」

パシャリと音が鳴った。
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