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第9章 天からの贈り物


『ぁ…ッ、私、こんなのしなくても中也さんのだよ…?』

「俺もそうだがしてくれやがっただろ。幹部の威厳もあったもんじゃねえよ全く…女遊びしてんのか疑われたら全部お前が付けたやつだって言いふらしてやっからな」

『いいよ、私のだって言って回ってくれるんでしょ。…痛かった?』

「いや?お前俺に気使ってあんま強く吸ってなかったろ、多分こんくらいの薄さのもんなら数日で消えちまうよ」

気を使って強く吸わなかったって、それは私の方じゃないのではと中也さんの方をむ、と見る。

『中也さんも私に薄いのしかつけないから…』

「お前鉄分足りてなさそうだったからな?すくねえ時にやって痕が残っちゃ勿体ねえだろ、折角綺麗な肌してんのに」

『き…ッ!!?ぁ、あ…っ、そ、そんな事ばっかッ』

「仕方ねえだろ綺麗なんだから…ああ、可愛いの方がいいんだっけか?ほら、腹にももっかい付けてやるよ」

誰も部屋からいなくなったのをいい事に堂々とドレスを捲りあげて、またお腹の横の方に紅いのを付けるつもりなのだろうか、そこをチュ、と軽く吸われる。

『んん、ッ…ふぁっ……!!なッ!?なんでそっち…ッあっ…』

「……お前これでも感じんの?本当敏感…」

『だ、ってお腹ッ…て言ったのにっ……太股、とか聞いてなッ…ぁ、っ』

「そういう顔してくれっと思ったからな。可愛い…」

中也さんがまた上に戻ってきてドレスの裾を直し、三回目の額へのキス。

『ちゅ、やさんがするッ…から、ぁっ……』

「お前の分もんな長い時間残るようなもん付けてねえよ…んで?俺にされるとそんな可愛い反応しちまうのかお前。本当好きだよな」

『~〜〜〜ッッ!!!』

「あ?ちょっと蝶…ッ蝶さんっ!!?お前、俺が付けた分の数倍付けたくせしてまだっ…ッ!!」

いいようにされたのが恥ずかしくて、同じ目にあってしまえと中也さんの首に軽く吸い付く。

痛い思いはしてほしくないし、痛々しい痕なんて付けたくない。
だから優しく、丁寧に…一つ一つ、付けていく。

「ちょっ、おまッ…そろそろマジで多……ッ!」

『ん…』

チゥ、と中也さんの髪を手でよけて吸っていると、中也さんが本気で恥ずかしがっているのか、今までに見たことのないような顔になっているのが分かった。

それにまたゾクリとして続けようとした時。

「えーっと…君達?」

首領の声が響いた
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