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第4章 新しい仲間と新しい敵と…ⅱ


中也さんから鋭い視線が送られる。
これは、怒ってるの?嫌なの?それとも…

『……やっぱい、いです』

「まてよ、嫌とかってわけじゃねえから。“どっちがいい”?」

どっちがいい、とは、キスの深さの事だろうか。
そんな事を、私に言わせる気なのだろうかこの人は。

『ち、中也さんの好きなようにしてくれればそれで…』

どっちがいいかなんて分かんない。
甘く、蕩けるようなキスがしたい。

中也さんにされるのなら、どっちでだってそうなっちゃうから。

「あ?俺の好きなように?…お前、言ったからな」

突如纏う空気が変わって、中也さんの顔に黒い笑みが浮かぶ。

『えっ、言ったからなって……っ、ん、んぅっ、!…ふぁ、ぅ……』

言わせてもらう前に、強引に唇を奪われた。
唇を舌でなぞられるけど、力んでしまって開けられない。

中也さんは、そっちをしたいの?

『……っ、ぁっ…』

唇を離され、胸に物足りなさが溢れる。

「んな顔で見んな…」

『っ!?…や、なんっ……ぁ、あああ…』

私の頬に手を添えたかと思えば、中也さんの親指が口の中に入ってきた。
舌も裏側も、ピチャリと水音をたてながら中也さんの指が撫でていく。

「歯、たてねえんだな」

突然、中を焦れったく動いていた指がピタリと止まる。

『はぇ、…っ?』

「舐めてみるか?……あ、悪い、今のは忘れて…っ、!」

舐めてみるか、だなんて。
貴方に言われたら、私の身体はそう動くようになってるんですよ。

下手だと言われる舌使いだけれど、丁寧に丁寧に、おずおずと舌を添わせる。

『…っ、ん……ぁ、はぁっ、ん……』

「…〜!もういいっ!!」

『……ぁっ、…なんっ、ん……ふ、んあっ!!』

勢いよく親指を離されて、すぐにまた中也さんの唇が覆い被せられた。
唇を閉じる前に舌をねじ込まれるが、今日は何だか歯茎をなぞったりするばかりで、身体に刺激が伝わるばっかり。

『はっ、ぁ、ちゅ…やさっ……はあっ…』

されるがままになってるこの状態で、また何かが身体の奥底から込み上げてくる。

『……っ、んん!!?んっ…あ、ふあっ…!!!』

ようやく舌を絡め取られて力が抜けた瞬間、また身体が大きく痙攣した。
余韻に浸っていると中也さんが唇を離して、私の頭を抱きしめる。

「本当……可愛い」

こんな時だけそんな事言って。

『…意地悪』
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