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第4章 新しい仲間と新しい敵と…ⅱ


「烏間先生~…」

スクワットに耐えかねたのか、倉橋ちゃんが烏間先生を呼んだ。
何故か烏間先生というワードに敏感な様子の鷹岡は、すぐに倉橋ちゃんの元へと行こうとした。

『ちょ、倉橋ちゃんに何する気っ……きゃっ…あ、っ……』

引き留めようとすれば、狙ったのか狙っていなかったのかは分からないけれど、耳から首にかけての筋を思いっきり打たれ、その場で身動きが取れなくなる。

皆が私を呼ぶ声が聞こえるが、それどころじゃない。
悶絶するような痛みが私を襲う。

『!だ、め…倉橋、ちゃんが……!!』

しかし、鷹岡は既に倉橋ちゃんの目の前にいた。

「お仕置きだなあ…父ちゃんだけを頼ろうとしない子は……!!」

鷹岡が拳を振り上げた時、烏間先生が、今度はその手を掴んで止めた。

「それ以上、生徒に手荒くするな。暴れたいなら、俺が相手をしてやる…おい標的!白石さんを!!」

烏間先生の合図で、すぐに私の元に殺せんせーが現れて、触手で首の様子を見ようとした。

『やっ…めて、ください……ほっといたら、治りますから』

「……白石さん貴女、首だけじゃないでしょう。やはり手練の男性相手に全力を出せないのは部が悪いですし、ここは大人しく」

大人しくなんて、出来るわけがない。
私がこんな人に負けてちゃあ、探偵社やポートマフィアに面目が立たないんだもの。

そんな社会の事情は私の中にだって、当然のようにしてあるんだから。

肉弾戦で敵わないのが悔しい、銃や能力を使わなきゃ、決定力に欠ける自分が情けない。

『…私、あの人に負けっぱなしなのが嫌です。悔しいです』

「あんな人、最初から同じところになんて立っていないんです!」

『………受けた暴力はそれ以上にして返すのが、私の元々の信条です』

殺気を放って殺せんせーを怖気づかせる。
どうしても、あんな人間にやられっぱなしだなんて許せない。

ポートマフィア…またはそれ以前に続いていた、殺しの血がざわめき出す。

「____渚君、やってくれるか?」

烏間先生の声が聞こえてそっちを見ると、潮田君に本物のナイフを手渡していた。
周りの子から教えてもらった話では、あのナイフを使って鷹岡に一度でもナイフを当てれば、潔く出て行くという賭けが提案されたそうだ。

それで烏間先生は潮田君を選んだ。

私の方を見てとても出す訳にはいかないといった顔をして
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