第4章 新しい仲間と新しい敵と…ⅱ
『は、っ……ぁぁ、んっ………ん、ん!!?』
中也さんの舌に触れられるのが段々きもちよくなってきて、キスの甘さに酔いしれていた時。
中也さんが私を抱きしめ、首筋をなぞり始めた。
どれだけ肺活量があるのか、私なんかとは違って息切れ一つせずに、中也さんは更に舌を深くまで絡めとる。
角度を変えて深く深く、何度もクチュ、と音をたてて。
首、弱いのに…身体がビクビクして止まらないのに、なんだかそれまでもが心地よく感じるようになってきて。
___中也さんにされるのなら、喜んで受け入れちゃうの?
カルマ君の言ったことを思い返して、余計に変な気分になって。
『あっ…はぁ、っあ、あっ…』
「はっ…嬉しそうに反応してんなあ、身体。お前、こうされんの好きだもんなぁ」
『ひあぁっ!?…ああ、あっ!!』
唇を解放されたかと思えば、今度は首筋から耳にかけて、焦れったく優しく、舌でなぞり上げられる。
ドキドキする、ゾクゾクする。
『んっんあ…っう、んん…っ!』
また口の中で私の存在を確認するように舌を舐め取り、もうどちらのものかも分からなくなるほどにぐちゃぐちゃに混ざり合う唾液。
ピチャピチャ響く音が、更に私の羞恥を煽る。
『ん、んんん!!っ…ぁ………っ、はっ…』
一瞬、身体が大きくビクつくと、中也さんはゆっくり、ゆっくり唇を離した。
銀色の糸がぷつりと途切れ、私の口の中に混ざり合った唾液が流し込まれる。
そんな事をしているのに、いやらしいことをしているのに。
色っぽい中也さんの目から逃れられなくて、逆らえなくて。
『……ん、っ………ん、』
コク、と少しずつ、生理的な涙と蕩けた頭のせいでぼやける視界でなんとか彼の目を捉えながら…彼の視線に合わせるように、顎を上にあげて、唾液をゆっくり飲んでいった。
「蝶、お前まさかっ…!?」
『……ん、っ…あ、っはあ、は…ぁ、…』
喉を通っただけでも、中也さんの唾液というだけでそこから刺激が伝わって、肩を震わせた。
『ん、…中也さん、ん……』
中也さんの首元に抱き着いて、身体を落ち着かせる。
「流石のお前でも、まさか飲むとは……………相っ変わらずの下手くそ加減だったが、まあいい。」
『ふえ、?……んっ…ぅ』
再び、触れるだけの軽く、短いようで長いようなキスをして。
「……お前が無事で良かったよ」
