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第4章 新しい仲間と新しい敵と…ⅱ


イリーナ先生の残留は決定し、ロヴロさんはもう帰ってしまうそう。
殺しはさせないからロヴロさんの弟子にならないかとスカウトされたが、日本を離れる訳にはいかないのでお断りさせていただいたところ、また定期的に椚ヶ丘に来てくれる事に。

世界的にも有名な腕利きの殺し屋であるロヴロさんからのスカウトということで、クラスだけでなくイリーナ先生や烏間先生も驚いてはいたが、

「まあ白石くらい強けりゃあ納得だな」

という千葉君の冷静な言葉に、先生達までもが何故か同意していた。








『中也さん中也さん、本当にベッド買いに行くんですか?買っていただけるのは嬉しいんですけど、私中也さんと一緒に寝れるんならなくったって』

「年頃の女がんな事言ってんじゃねえよ、馬鹿か!?」

夜になって中也さんと寝るという時に、明日明後日と休日だということで、遂に私の部屋の家具を買いに行く日がやってきたのを思い出した。

馬鹿だなんて言われたって、中也さん相手なら全然いい。

『そりゃあ勿論、中也さんの邪魔だからしない方がいいって分かってますけど…』

「はぁ……そういう事じゃなくてだな。とりあえずベッドとかテーブルとか諸々揃えはするが、好きなようにしろよもう」

諦めたように言う中也さんに胸がキュンとして、ただでさえ近くにいるから恥ずかしいのに、余計に恥ずかしくなった。

『…買ってもらわなくたって大丈夫なのに』

「俺が大丈夫じゃなくなるかもしんねえだろ」

『中也さんが?』

「な、なんでもねえよ!…ほら寝るぞ」

『はーい、おやすみなさい』

今日は中也さん症候群が発動してないせいで積極的になれず、恥ずかしいので壁の方を向いて寝る事にする。

しかしすぐに後ろから腰に手を回され、体を引き寄せられた。
突然の事で頭の理解も追いつかず、中也さんの方から強く、強く抱きしめられた為、それを認識してすぐに胸がうるさく鼓動を始めた。

『ち、中也さん…?なんでいきなりこ、こんな事を』

「いつも自分がしてきてるくせして何言ってんだよ。……今日ももう疲れたろ、とっとと寝ろ」

寝ろって言っても中也さんがこんな事するから寝られないんだよ!!

それにしてもびっくりした。

中也さんが突然こんな事をしたという事にもだけど、何よりも、好きな人にいきなりこうされるとこんなに恥ずかしいんだって初めて知った。
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