第26章 帰郷
もう帰ってこれないと思っていた…帰れなくなっていた家に、喜助さんと二人で帰ってきた。
そこは今でも綺麗なまま…しかし生活感は全くない、ただの綺麗な箱の中。
『喜助……さん、』
「もう元に戻っちゃった…どうしたの?澪」
『あのね、…その……おかえり、なさい…』
「!……うん、ただいま。…律儀だね、いい子いい子!」
盛大に撫でて甘やかす喜助さんにまた嬉しくなって、顔が緩む。
『えへへ…帰ってきた。……ねえ、私のこともう置いてかない?』
「勿論。次そんなことがあったら…そうだね、君の奴隷にでもしてもらおうかな」
『…じゃあ、その斬魄刀折ることにするわね?』
「絶対裏切りませんよもう!!?」
流石に本気で嫌がられた。
そっか、そんなに大事なんだ。
私は今目の前にいるのに、空っぽのそれがそんなに大事なんだ。
『喜助さん便利だからって刀の方が大事なの?』
「い、いやそういうわけじゃ…だって、澪ちゃんと繋がってられる特別なものだし」
『……それに甘えて置いてったら本気で折るからね』
「置いていきません絶対…」
少々刀の方に妬いたものの、どうやら私が目当てだそうだったので許した。
つくづく私もちょろいものだ、主がこうだからだ、全く。
「…で、姫ちゃん?…その首、誰にやられたの」
『へ、…ッ…ぁ…』
「教えなさい…教えないならお仕置きするけど」
『こ、魂魄返すからって、あい…ぜ、…ッン、…っ、ハ…』
つつ、とそこを撫でたかと思えば、その指が私の唇を撫でる。
それに薄く唇を開けば、中にその指が侵入し、ピチャピチャと水音を響かせて私の口内を撫でていく。
「…直接入れられちゃったんだ?悪い子…首が一番敏感なのに、噛みつかれちゃった?」
『ぁ、…ごめ、なさ…ッ』
「ふふ、許してあげない。…ダメって言ってるでしょう?そこは簡単に触れられちゃ…ちょっといじってあげちゃうだけで、すぐにイかせられるんだからね?」
額に口付けてから私をソファーの上にそっとおろすと、彼は私に命じてくる。
濡らしちゃってるそこを見せてくれと。
それに従ってスカートを上に捲ると、彼の指が下着の上からそこを指で撫で始めた。
「…こんなにして。……ボクの指まで濡れちゃったじゃない…可愛がってあげなくちゃね」
斬魄刀を抜いて、彼は刀身を撫でて言った。
ダメだ…飛んじゃう
