一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
二口くんに振られて
ショボンと肩を落として
お酒を作りに戻る背中を
目でシッカリ追い掛ける
私のお酒を作る姿に見惚れる目
お留守になった耳に
「昼…には、しばらく来ないんスか?」
少し寂しそうな声が響いた
『え?まぁ…うん…
そうなる、かな』
上の空のまま応えてるのに
「…寂しい…スね。
布施さんが来ないと」
二口くんの声はまた少し
寂しそうな色に染まり
店長さんを追ってた目が
二口くんに戻った
「俺は会いたいンスけどね
布施さんに
はい、お待たせしました」
差し出された二杯目のお酒
「布施さん?」
真っ直ぐな目は
酔った頭を空回りさせ
『…か、からかわないで
二口くん、モテるでしょ?
私みたいな…年上に構わなくても…』
年甲斐なく慌てて
声をひっくり返させる
店長さんの言葉を
意識はしてないつもりだったけど
そんな真っ直ぐ見つめられたら
勘違いしちゃうから!
「はぃ?からかってる様に見えます?
それに年なんか別に俺は…」
止めてよ
そんな真剣な声で言わないで
もう勘違いはし尽くしたのよ。