一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
はぁ!?!
「ちょ、布施さん
吐きそうなんスか?
間に合う?!」
『…頭痛くて動けない…
連れて行って…』
「さっき運んだ所なんだけど!?」
イキナリの展開に敬語も忘れて
文句を垂れて
再び布施さんを抱き上げ
トイレに連れて行く
閉めたドアの向こうからは
うめき声と水音
「こりゃ長い戦いになりそうだな…」
聞き耳立てるのも悪いし、と
もう一度リビングに戻り
暗いキッチンに目を向け
「飲み物…ってゆっか
あんだけ出したら腹も減るか?
……勝手に失礼しまーす」
少し大きめの冷蔵庫を開ける…も。
「見事になんもねぇな!
本当に独り暮らししてんのか?!
毎晩外食!?セレブかよ!」
オレンジに照らされた
空っぽの庫内
かろうじてあるのは
水と牛乳と酒くらいなもの
「俺んちよりショボい冷蔵庫
久々に見たわ…」
大きなため息を吐き
冷蔵庫のドアを閉める音に重なるように
『…すいません、女子力なくて…
仕事忙しくて買い物行けてない……の』
弱々しい声が聞こえた