第18章 Will never let you go…
二宮side
A:「和?起きてる?」
微かな声が背後から聞こえる。
腕の中の体温を離さないようにしながら
身体をすこし背後に向ける。
「うん、起きてるよ。起こしちゃった?」
A:「和に起こされては…ないよ。
大ちゃんは?」
俺には…ってことは…智だよね。
相葉さん、繊細だから
きっと気になってんだよね?
だから気配で起きたんだろうな。
俺も小声で相葉さんの質問に答える。
「大丈夫、寝てますよ。
ただ…体温、少し高めで…」
A:「そっかぁ…熱、でちゃったんだ。
でも、眠れてるんだよね?」
相葉さんの静かな声。
「ええ、それは」
A:「じゃぁ、とりあえずそのまま…ね?
疲れちゃったんだよね、きっと…」
優しいまーくんの声が沁みる。
A:「ゆっくりさ、させてあげよう?
包み込んで、安心、させてあげよう?
それってさ、きっと
俺たちしか出来ないことだから…」
「そう…ですね…」
眠る智の顔を覗きこむ。
すやすやと眠るあどけない顔。
このまま、ゆっくり眠って欲しい。
さらさらの髪の毛に指を通す。
A:「和も…寝よう?ね?」
相葉さんの優しい声音に癒される。
相葉さんの大きな手が俺の頭に触れる。
そのまま頭を撫でる手の気持ちよさに
俺は再び眠りに落ちた。