第18章 Will never let you go…
二宮side
さっきまーくんが言ってた。
智の身体が…軽かったって。
軽すぎるって。
うん…わかる。
抱きしめてくれるこの人の身体に
そっと自分の腕を絡ませる。
薄くなった身体。
高めの体温…。
肩にかかる熱い吐息。
え?…熱い?
ゆっくりと背中に回した手に伝わる体温。
心の悲鳴を隠しても身体の悲鳴は…
隠せないよね?
しばらくゆっくりさせてあげたいな。
もう限界でしょ?
ずっと一人で頑張ったんだよね?
この人らしい気の遣い方。
でも…ダメだよ、それじゃ。
一生懸命、突っ張って
頑張って立ってるけど、
そんな頑張りはずっとは続かないから…。
たくさん甘やかしてあげる。
そして思い出させてあげる。
貴方のいるべき場所がどこか…。
どこにいるのが幸せなのか?
楽に息する方法を…
思い出させてあげるから。
誰にも邪魔させない。
それ位の力は手に入れたはず。
俺一人では無理かもしれないけど…
俺たちなら…出来るはずだから…。
ね?そして…俺たちを求めてよ。
貴方のその甘い声で…俺たちを呼んで。
ずるいまでの独占欲で
俺たちを縛り付けてよ…。
智…俺たちはそれを望んでるんだよ?
それを望むのは
我が儘でもなんでもないから。
ね?智。
愛してるんだ…。