第18章 Will never let you go…
二宮side
智が潤んだ目で俺を見る。
O:「ほんと?平気…なの?
みんなに迷惑…かけない?」
S:「うん、大丈夫。
心配しなくていいよ。
社長ともこの間会った時に
再確認してる。
だから…もう大丈夫。
智くんが不安に思うことは
もうないから…。
だから…帰ろう?ね?」
翔ちゃんの言葉に智の体から
すーっと力が抜けていくのがわかる。
A:「俺、全然知らなかったけど…
ニノたちが知ってたの?」
「知ってましたよ?
なんかのときに翔ちゃんから聞いたし…
社長からも聞いた気がするし…。
ねぇ、J?」
M:「うん。
てっきり雅紀も知ってると
思ってたから
さっきのリアクションに
逆に驚いたけど?」
A:「わーるかったね。
でも知らなかったの
俺だけじゃないもん、ね?
大ちゃん?」
智が泣き笑いと言った顔で頷く。
「だから…ね?帰ろう?俺たちの家に。
まーくんはマネの車で来たんでしょ?
Jは?タクシーかなんか?
下に車、なかった気がするけど」
M:「うん…タクシーで来た」
S:「じゃ、俺の車で戻ればいいね?
さ、行くよ?
智くん?行くよ?大丈夫?歩ける?」
O:「大丈夫…行く…」
そう言って立ち上がるけど…
足元、あやしいんだけど?
って思ったらまーくんが
にっこり笑いながら智を抱き上げた。
一瞬顔をしかめたまーくん。
でも何事もなかったかのように、
「行こう」って言って歩き出すから
慌てて智の荷物を摑んだ。