第18章 Will never let you go…
二宮side
S:「だからね、例え、
あそこに入っていくところを撮られても
稽古場っていう前提があるからね、
十分にごまかしが効くの。
あの家、玄関が2つあるでしょ?
ガレージから続く俺らが使う玄関と、
3階の玄関。
4階以上へはあっちの玄関から入ると
上がれないようになってるでしょ?
それもJr.が万が一にも
迷い込まないようにしてるから
なんだよ?」
智が驚きすぎて何も言えなくなってる。
まーくんも同じような顔をしている。
でも俺と潤くんはJr.が使っているのは
知ってた。
使ってるJr.たちはきっと
上に誰が住んでいるかは知らないはず。
事務所がどう説明してるかもわからない。
でもそれでいいと思ってる。
M:「使ってるJr.たちも俺たちが
上に住んでることは知らないよ?
あくまで稽古場の一つだと思ってるし。
しかもあそこを
そういう風に使ってるの、
多分専務は知らないと思う。
社長が直々に
指示を出してるみたいだから」
「智…、あのね、多分専務は思ってるよりも
知らないことが多いと思う。
うちの事務所は良くも悪くも、
社長って言う絶対のカリスマがいるから。
副社長は知ってると思うけど…。
社長は智のこと、気に入ってるからね?
それでも
今回の記事が出たっていうんだから
裏で隠したかった記事の内容が
気になるけど…。
とにかく、もう
社長がこの件に口を挟んだ時点で
何も起こらないよ。
だから安心していいよ、一緒に帰ろう?」