第18章 Will never let you go…
二宮side
智の帰宅拒否に驚いたけど…。
智が何に不安を抱いているのかわかった。
翔ちゃんとアイコンタクトしながら
智の隣に座った。
S:「あのね、結論から言うけど…
あそこはバレない。
ってかバレても記事には
絶対にならないから安心していいよ。
専務がなんて言ったかは
知らないけど…。
社長が言ってることだから大丈夫。
ちゃんと理由も説明するから…
聞いてくれる?」
翔ちゃんが智の顔を見ながら
そう切り出した。
小さく頷く智。
でもさ、手が震えてるんだよね。
だから手を握って大丈夫だよって
伝えるんだ。
S:「あのさ、あの家に住む時に
社長に言われたこと覚えてる?」
翔ちゃんはそう言うけど
きっと翔ちゃん以外覚えてないと思う。
あの時の俺たちに
そんな余裕はなかったから…。
智だけじゃなくてまーくんも松潤も
首を振ってる。
おれも覚えてはいないけど…
その後に知ったから…。
翔ちゃんはそんな俺たちを…
そして智をみて続けた。
S:「あそこね、元々事務所が
新しい合宿所兼稽古場として
建てた建物なの。
登記も事務所のものになってたの。
今はね別の会社のものになってる。
その会社は実態はなくて、
ペーパーカンパニーなんだけどね、
最終的には俺たち5人のものに
なるように手配されてるんだ。
それはあそこに移った時に
言われてたことなんだよ。
でね、俺たちが
ツアーに出てる時とかだけなんだけど、
あそこJr.が使ってるの」
智とまーくんが初めて聞いたって顔して
翔ちゃんを見た。