第18章 Will never let you go…
櫻井side
N:「翔ちゃん…翔ちゃんはどうしたいの?
智さ、さっきから、
ちらちら翔ちゃんのこと見てるよ?
多分さ、
どうしていいかわからないんだよ。
もう限界なんだと思うよ。
色々ありすぎたから…。
翔ちゃんの気持ちもわかるけど…
翔ちゃんにしか出来ないことも
あるんじゃない?」
「ニノ…?」
N:「あの人さ、器用に見えて
翔ちゃん並に不器用よ?
今、相葉さんと潤くんが後ろから
押してるけどさ、
それで足りない分は…翔ちゃんが
前から引っ張ってあげたら?」
「俺が引っ張るの?」
N:「そうだよ。
翔ちゃんにしか出来ないと思うけど?
悔しいけどさ、翔ちゃんには
素直に甘えられるんだよ、智。
今はさ、後ろから押されても
進めない状態じゃん?
でも…1歩踏み出せたら…。
だからさ、翔ちゃんが
腕広げて待ってあげてよ?
そしたら…
自分から飛び込んでくると思うよ?」
「腕を広げて…待つ…の?」
N:「ええ、そうですよ。
腕に入ったらもう離さないで…
こんどこそおれたちの元に…ね?」
「ニノ…」
あぁ…本当に…最高のメンバーだよ。
こいつらと一緒にいられるのは…
奇跡なのかもしれない。
でも単なる奇跡にするか、
必然にするかは自分次第。
俺はこれを奇跡なんかにしない。
必然にするために…
ニノの言うことを信じることにする。
そう思ったらなんだか少し体が軽くなる。
気持ちが…上向きになった気がした。