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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第18章 Will never let you go…


櫻井side


智くんの声が聞こえる。

明らかに疲れた声をしてる。

疲れちゃったんだよね?

俺も…疲れた。

だから頭が上手く回らないのかもしれない。

和がずっと宥めるように
俺の背中を摩ってくれてる。

手の温かさに癒される気がする。

人肌とか体温って…大事なんだなぁ…。

頭は働かないのに
そんなことだけ気がつく。

こんなことを考えてると雅紀の声が
耳に響く。

雅紀の声がリビングの重い空気に
変化を与えていく。


あぁ…そんな風に考えたこと…なかった。

やっぱ、雅紀はミラクルを起こすんだ…。

アイツはいつもそうだ。
ケラケラ笑いながらなんでもない顔で
思い付きもしないことを言うんだ。

だけどそれが不思議と的を射てる。

それはたぶん雅紀がまっすぐで
物事の真の部分を見れるからなんだよな。

なんども俺たちはその能力に
救われてきてる。

頼ってない訳じゃない。

上手く頼れない俺たちをお前らは
なんでもない顔で支えてくれてるんだ…。

なんで、そんな簡単なことさえ
分からなくなってたんだろう?

ねぇ?智くん。

俺たちさ5人で嵐なんだよ。

誰一人欠けちゃいけないんだよ…。

どうやってそれを伝えようか?

俺、地味に傷ついたんだよ?さっきの一言。

ハワイでカメラの前で聞いたときと同じか
それ以上の衝撃だったんだ。

今回の方が正直、現実味があるし…ね。



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