第18章 Will never let you go…
二宮side
なんだかわからないものに怯えて、
必死に抵抗するかのように首を振る智の姿に
何とも言えない不安がよぎる。
この人…とんでもないこと言わないよね?
大丈夫だよね?
背中をぞくぞくする何かが走る。
思わず傍にいる相葉さんを見る。
相変わらず動じないその顔に少し安心した。
巻き込みたくないとか言ってるけど
巻き込めばいいんだよ。
俺たち運命共同体で…
離れることなんて出来ないんだから…。
S:「智くん?
あのさ、この間からずっと
『わからない』って言ってるよね?
何が『わからない』んだろう?」
O:「翔くん…。
あのね、もうさ、
何が『わからない』かも
『わからない』んだよ。
何が正しくて
何が間違ってるのかもわからない。
女の子と付き合うのもダメ、
ましてやメンバーとなんて
絶対に受け入れられない。
僕たちの感情なんて二の次で…。
薬飲んでなんとかしながら仕事して…。
薬なんていいもんじゃないのに
『この業界なら仕方ないよ』って。
ねえ、何が正しいの?
何がだめなの?
好きって何?愛してるって何?
愛するってどうしたらいいの?
そもそも僕たちは
誰かを好きになっていいの?
好きになって
相手を傷つけたらどうするの?
僕の好きのせいで大好きなものが
無くなるかもしれないって…
どうしたらいいの?」
閉じ込めてた感情を爆発させるように
一気にしゃべる智。
その口から…放たれた一言に
俺たちは絶句した。