第18章 Will never let you go…
大野side
相葉ちゃんに誘われるように向かった
リビングには潤くんが言ったように
翔ちゃんも和もいた。
もちろん、潤くんも。
潤くんはおいらの態度には
触れることなく、夕食を出してくれた。
A:「あれー、大ちゃんだけ違うの?」
おいらの前に出されたどんぶりを見ながら
相葉ちゃんが言う。
M:「この人、全然食べてないみたいだから
消化にいいものにしたの。
智さん、それなら食べれるでしょ?
無理して全部食べなくて
大丈夫だから…
少しでいいから食べて」
潤くんが柔らかく微笑みながら
おいらを見る。
A:「さすが潤ちゃん!
よかったね、大ちゃん。
あ、こっちも美味しいよ!」
相葉ちゃんがこれまたニコニコしながら
自分の分をかき込む。
ニコニコと笑いながら食べる
相葉ちゃんとは対称的に
黙ったまんまの翔ちゃんとニノ。
潤くんも自分の分を持ってきて
食べはじめる。
翔ちゃんとニノが気になって
自分のお箸の動きが止まった。
それを見たニノが口を開く。
N:「智?もういいの?
お腹いっぱいになっちゃった?」
その一言で慌てて箸を動かす。
優しい味のうどんに、
なんだかわからないけど
こみ上げるものがあって…。
でも見られたくなくて…。
「ごちそうさま…
全部食べれなくてごめんね」
そう言うのが精一杯で
そのままリビングのソファーに座り込んで
膝に顔を埋めた。
みんながいるのに寝室に戻ることは
出来なくて。
でもあの場にいるのも
なんだか辛くって…。
こうするしかなかった。