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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第17章 Rolling Days


大野side

あっという間に時間になる。

スタジアムにはすでに満員のお客さん…。

メインステージから離れた花道の先の
小さなステージ。

スタンバイ位置に一人でいる。


今回のコンサートのはじまりは
メインステージからと見せかけて
サブステージからになる。

みんなと離れて立つここがものすごく
孤独に感じる。


すげー怖い。

ステージが怖く感じるのって
いつ以来だろう?


昔はむしろステージのほうがホッとした。

特にあの時期は…。


ステージはおいらを守る聖域だった。

あの場に立つ間、
やつらはなにも出来ないから。

あの場に立ってる間は…
おいら達が支配者だったから…。


ふと蘇る恐怖心。

あの時とは全然違うのに…。

悪いのはおいらなのに…。

周りをみてもここには
翔ちゃんも、ニノも
相葉ちゃんも、松潤もいない。


スタッフさんたちからしたら
どう映ってるんだろう?


スタッフさんたちの視線が怖い。

スタッフさんのちょっとした動きひとつに
ビクビクしてる自分がいる…。

震える手を押さえつけて
イヤモニに集中する。

モニターから聞こえるカウントダウン。

3、2、1

足元が一気にスライドアップする。

薄暗かったステージ下から
明るい青空の下に跳ね上がる。

瞬間、歓声に包まれた…。

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