第17章 Rolling Days
大野side
A:「リーダー、おかえり!コーヒー飲む?」
相葉ちゃんの元気な声。
いつも通りの二人…。
「ありがとう、でも…いいや。
遅くなってごめん。
会見終わってからトイレ寄ってたから
ちょっと時間がかかったの」
N:「トイレってどんだけ籠ってたの?
腹でも壊した?」
目線は相変わらずゲームだけど心配そうな
和の声に慌てて否定する。
「ううん、平気。
おいら、元気だよ?
それより、翔くんと松潤は?」
楽屋にいない二人のことを聞いた。
A:「翔ちゃんはねぇ、ZEROのスタッフさんと
打ち合わせに行ってるよ?
もうすぐ帰ってくると思うよ?」
再び筋トレを始めた相葉ちゃん。
おいらに説明しながらダンベルを
上げ下げしてる。
N:「Jはスタッフさんと最終調整。
あのさ、まだ、時間あるんだから
着替えたら?
その格好、疲れるでしょ?」
「あっ、うん…」
会見用に着ていたスーツ…。
袖口の部分が濡れていて気持ち悪い。
さっき、トイレで顔を洗ったときに
濡らしちゃったんだ、きっと…。
「着替えてくる…」
楽屋の端にある簡易のブースで
いつものジャージとTシャツに着替える。
気持ちが行動に表れるのか、
倍以上の時間をかけて
ようやく着替え終わった。
ブースを出るとそのままソファに座る。
いつもなら、時間潰しにいじるスマホも、
とてもじゃないけど触れない。
雑誌を見る気にもならない…。
なんとも手持ちぷ沙汰で目をつぶってた。