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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第17章 Rolling Days


大野side

松兄の言葉がグルグルと頭を巡る。

翔ちゃん、にの、相葉ちゃん、潤…。

ごめん、ごめんなさい。

おいら…。

後悔と申し訳なさと
見棄てられるかも知れないという恐怖。

松兄はああ言ったけど…。

人の心なんてわからない。
事実、おいらはアイツのことなんて
少しもわからなかった。

16年一緒にいたって…
次の瞬間どうなるかなんてわからない…。

考えているうちに
深い穴に引きずり込まれるように
意識なくなり…暫く経っては浮かび…
全く寝た気はしないまま、夜が明けた。

宮城、初日…。
当たり前だけど…逃げられない。

今日はZEROの取材があるし、
宮城の一般の人との共演もある。

そして…ワイドショー向けの
映像撮りもある。

シャワーを浴びるために入ったバスルーム。
鏡に映る自分の顔色の悪さに滅入る…。

そのままシャワーブースに入り上から
思いっきり熱いシャワーを浴びた。

熱いはずのシャワーを浴びても
心は暖まらない…。

とりあえず支度をして
集合時間ぎりぎりに部屋を出た。

用意されたバスの一番後ろに座って
目を瞑る。

とんでもない罪を犯した犯罪者の気分。

なんだかよく分からなくなってきた。

アイツとは肉体関係はない。
金銭の一方的なやり取りはあったけど。

世間一般からすれば取るに足らない内容。

でもおいらのいる世界は
世間一般とは違う…。

もう…わかんねーよ…。

なにが正しくてなにが間違ってるのか…。
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