第15章 Always thinking about you…
二宮side
カーテン越しに射し込む光が朝だと言う。
まだ眠い…。
隣で寝る人の体温が…高い気がした。
途端、目が覚めた。
そっと額に手を伸ばす。
起こさないように慎重に触れた額は
熱を帯びていた。
やっぱりね。
枕元に置いた携帯を開く。
まーくんからのメールを見て
あっちも上手くいったのを知った。
ホッとして、すぐに意識を切り替える。
素早く潤くんにメールした。
『大野さんが発熱した。
起きたらでいいから体温計、冷えピタと
スポーツドリンクお願い』
時間が時間だしまだ寝てるかなって思ったのに
ものすごい早さで『了解』って
返信が来て驚いた。
それからそんなにしないで控えめな
ノックの音が聞こえた。
そろりとベッドを抜けて開けると、
準備万端なJがいた。
M:「お待たせ」
「起きてたの?」
M:「過呼吸のあとのパターン考えるとね?
和は眠れた?」
「ぐっすり。
横からマイナスイオン出てたから」
M:「そりゃ、安眠確定だな?」
「羨ましいの?」
M:「そうだな、羨ましいよ」
「あら、珍しく素直じゃない?」
M:「うっせぇ」
俺たちのやり取りが聞こえたのか?
智さんの唸り声が聞こえた。
「智さん?起きた?」
O:「ん?朝?」
起きあがろうとする智さんを慌てて
押し留める。
「そのまま寝てて、あなた熱あるんだから」
O:「んー大丈夫。起きる」
M:「ダメ、熱計ってからにして」
そう言ってJが体温計を渡す。
O:「ないって…」
ぶつくさ言いながらも体温計を挟んだ。