第15章 Always thinking about you…
大野side
N:「心配したんだから…。
ほんと、心配したんだからね?
あなたが…壊れちゃいそうで…
怖かったんだから…」
おいらに抱きつき小さく震えながら
和が何度も言うのを聞いてた。
「ごめん…ほんとにごめん」
それしか言えなくて…
和の背中に廻した腕に力を込めて
謝るしか出来なかった。
そんなおいらの髪を撫でながら和が言う。
N:「いいですよ。
我慢して自分を押し殺すぐらいなら、
好きなだけ叫んで泣いて構わないから。
受けとめますから、
あなたもあなたの感情も
丸ごと受けとめますから…。
何度だって止めてますから…。
感情押し殺して、余計に辛くなってる
あなたを見てる方がよっぽど辛い。
だから好きなだけ暴走していいですよ?
恨まれたって嫌われたって
ヤバイと思ったら全力で止めますから…。
あなたの事が好きだから…。
そこは譲りませんよ」
和の肩口から顔を上げると
そこにはいつもの和がいた。
「おいらも…和のこと好きだよ。
和がおいらのことを想ってしてくれたことを
恨んだり嫌いになんてなれないよ。
ごめん、辛い思いさせて…。
ずるいけど…おいら和も潤くんも、
雅紀も翔ちゃんも大好きなんだ。
だからずっとこのまま自分の腕のなかに
閉じこめたいと思っちゃうんだ。
護りたいのに傷つけて辛い思いさせて…。
それでも5人でいたいんだよ…。
そんなのおいらの我が儘なのに…」