第15章 Always thinking about you…
大野side
「潤くん、待って」
おいらの声に潤くんの動きが止まる。
潤くんは自分の部屋のドアノブに
掛けた手を離し、おいらを見た。
潤くんに近寄り、口をひらく。
「潤くん…ありがとう。
あの…いろいろごめっ」
謝罪の言葉を遮るように潤くんの唇が
おいらの口を塞ぐ。
M:「謝らなくていいから。
特別なことは何もしてないから…」
「傍にいてくれてありがとう」
そのまま広い背中に手を回す。
「あのね…おいら、潤くんのこと
頼りにしてるんだよ?
いつの間にかこんなに
逞しくなってたんだよね?
初めて会った頃は
あんなに小さかったのにね…。
あのね…上手く言えないけど…
いつもありがとう。
いつも支えてくれてるのわかってるから…。
おいら、一応リーダーだから、一番上だから
頼りないけど頑張るから…
お兄ちゃんでいさせて…」
潤くんがおいらの頭を撫でる。
M:「頼りないなんて言うなよ。
自覚なさ過ぎ。
智くんは俺たちの最高のリーダーで、
自慢の兄貴だよ。
でもさ、兄貴だって
甘える時があっていいし、
弟たちに頼ったっていいんじゃね?
智くんだけじゃなく翔くんもね?」
おいらの頭に1つキスを落とし
にっこり笑って言う。
M:「ほら、もう部屋に戻りな?
和が待ってるよ?
あいつ俺が引き留めてるって思ってるよ、
きっと。
後が怖いからさ、ね?
明日、オフだから…ゆっくりしなね」
穏やかな目でおいらを見る潤くんに
おいらからくちづける。
「ん、そうする。ありがとう
潤くん、おやすみ」
そういっておいらも部屋に戻った。