第15章 Always thinking about you…
大野side
思わず口から出た一言。
こんな夜に一人で寝れる気がしなくて。
でも体は疲れてて…。
気がつけば甘えるように言っていた。
N:「おや、珍しい。
いいですよ、一緒に寝ましょうか?」
和が少し嬉しそうに言う。
N:「じゃ着替えてください。
そのまま眠れないでしょ?」
和が言いながら部屋着を出してくれる。
受け取って着替えたおいら。
階下から階段を登る足音が聞こえて
潤くんが顔を出した。
M:「下、片付いたよ」
N:「ありがとう。
あっ私、今日はここで寝ますから」
M:「ええ?ずるくない?」
N:「ずるくないです。
智さんのお願いなんだから!」
え?え?なんで?ずるいって…??
頭に?がたくさん浮かんでるおいらに
二人はため息をつきながら顔を見合わせてる。
M:「わかってないな…」
N:「わかってないですね…」
M:「智くんのリクエストなら仕方ないから…
和に譲るよ」
まだよくわかってないおいらの前に
潤くんが近づく。
男らしい指が顎に掛かったかと思ったら…
唇が落ちてきた。
M:「全てが上手くいくおまじない。
大丈夫、明日起きたら、
いい方向に進むから。
じゃぁね、智くん、和、おやすみ」
潤くんはそのまま部屋を出ていった。
一瞬の出来事で頭がついていかない。
一呼吸してようやく繋がる。
今日の出来事が頭を駆け巡る。
重い体を動かして潤くんを追い掛けた。