第10章 衝動【カラ松、チョロ松】
【チョロ松side】
カラ松と別れた後、僕は急いで赤塚公園に向かった。
彼女がここを離れてからどれほどの時間が経っているかは分からないけれど、友達の子は本当にいるだろうか。
時間のせいか、公園に人は見当たらない。絵菜ちゃんと同い年くらいの女の子は…
辺りを見回して、気付く。ベンチに誰かが横たわっていることに。
「!もしかして…っ」
走っていってよく見ると、若い女性だった。どうやら眠っているようだけれど…
…形振り構っていられない。違っていたら謝ればいいし、いやそうでなくとも普通女の子はこんなところで寝ないだろう。不自然すぎる。