第10章 衝動【カラ松、チョロ松】
【絵菜side】
楽しみすぎて早く来すぎちゃった。さすがにまだ来てないよね…。
「…あ!おーい絵菜〜っ!こっちこっち〜っ!」
名前を呼ぶ声が聞こえて広場を見渡すと、中央にある噴水の前に舞の姿を発見した。
「舞!もう来てたんだ!」
「えへ、楽しみすぎてつい」
「あ、それ私も一緒!」
「ほんと似てるよねー、私たち!」
会えて嬉しいのとおかしいので笑い合う。ああ、久しぶりだなこの感覚…地元じゃ昔からよく遊んでたんだよなぁ。
「ねぇ、私さっき良さそうなお店見つけたんだ!まずそこでランチしない?」
「うん!」
舞の誘いに笑顔で頷いて、私たちは近くにあるというレストランに向かった。