第46章 白雪姫
「オレとピアス開けたの覚えてるっスか!?」
『覚えてるよ。卒業式に渡したじゃん』
「オレがホワイトデーに何渡したか覚えてるか?」
『…いつの?中学なら入浴剤でしょ?最近はカステラ』
「オレが見てたグラビア」
『堀北マイちゃん』
「オレが食べてたお菓子―」
『どれ!!何がしたいのみんな!!』
「ボクが高校1年最後に渡したのは…くしゅ!」
『…ミサンガ』
「わ、私とのお揃いの浴衣は!?」
『あたしが提案した色違いの金魚柄でしょ?』
「オレと出会った場所は?」
『ショッピングモール…て何で和成まで参加してんの』
唐突に始まった本人確認が終わると黄瀬と桃井が苗字の名前を呼びながら飛びつく
今の自分の半分もない彼らを受け止めて、なんだか分からないが子供をあやすように背中を撫でながらとりあえず彼をらを取りまとめてるであろう緑間に目線を向けた
『ひとまず本人確認が終わったところで、小人の家入っていい?』
「ああ。構わないのだよ」
「入って作戦会議するかー」
立ち上がると小人達に手を引かれて家の中に入る。すると景色が雑木林に戻っていた
高尾もおらず、雑木林の中寝転んでいる自分の状態に何かを察する
『振り出し…』
まるですごろくで最初からと言われたような感覚、いや実際そうなのだが、そんな状況からもう1度川を探すことにし歩き始めた