第126章 相手の心を開きたいなら、まずは自分の心を開け。
ライブが終わり、帰路に着く葵咲と土方。葵咲の気持ちは最高潮に昂ぶったままで、アドレナリン放出中。いつにないテンションでライブの感想を語っていた。
葵咲「ホント凄かったね!土方さんは大丈夫?疲れてない?」
自分と違って平然としている土方が気になったらしい。まぁあの土方がテンションMAXで語っていても、それはそれで違和感があるだろうが。
土方は目を瞑り、少し呆れながらもフッと笑みを漏らした。
土方「仕事じゃ毎度命懸けてんだ。それよりしんどいことなんてねぇだろ。」
葵咲「ふふっ、確かにそうだね。」
安心したように葵咲も微笑を浮かべる。土方は少し考える素振りを見せた後、葵咲に帰路とは別の道を促した。
土方「…ちょっと寄り道するか。」
葵咲「? うん。」