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銀魂 - 雪月花 -

第123章 ダブルデートの目的は自分の恋を成就させる事


江戸にある牢獄の一つ。
ここには吉原 華月楼で起きた先の事件の主犯格、鳥居と松島が収監されていた。
牢獄の中は平和なものだ。仕事時間以外は気を張る事もなく、ゆったりと過ごす。


そんな平和な日常を送っていたある日、獄内で突如、看守の悲鳴が聞こえてきた。


「ぐわぁぁぁっ!」

松島「ん?なんだ、やけに騒がしいな。」


牢屋の中は安全とは言え、気にはなる。松島が檻の中から外の様子を伺っていると、松島の檻の前に見慣れた顔の男が現れた。


「やぁ。お久しぶりです。」

松島「アンタ!どうしてここに?」


笑顔を浮かべて立ちはだかるのは宇宙海賊、鐡の華音。松島にとっては華月楼での取引相手だ。


華音「助けに来ましたよ。」

松島「おぉ!それは有難い!早速ここから出し…。」


松島が話し終わる前に、華音はニヤリと嫌な笑みを浮かべて松島の首元へと注射器を突き立てた。


松島「ぐっ!なっ!何を…!?」


華音は牢獄の鍵は開けるが、その問いには答えず、今度は鳥居の檻へと足を向ける。


鳥居「? 一体何が…。」


うめき声ばかりが聞こえる牢獄内。鳥居も気になって檻の中から外の様子を伺っていた。そんな鳥居の前にも華音は立ちはだかり、鳥居の首元にも同じく注射器を突き立てた。


華音「貴方の事も助けてあげます。」

鳥居「!? …ぐぅっ!!」


その場に倒れ込む鳥居。その様子を見下ろしながら華音はクスクスと笑う。


華音「上手く適合出来れば、助かるかもね。」


その言葉だけを残し、華音は牢獄を後にした。




第百二十四訓へ続く





- 次回予告 -

土方からチケットを受け取った葵咲は妙を誘って大江戸遊園地へ。
入場ゲート前には当然の事ながら、二人の男が待ち構えていて…??
そしてそんな四人の遊園地デート(?)を聞き付けた外野も数名集まってきてしまい…
各々の陰謀が渦巻く遊園地デート開幕!
次回もお楽しみに~。٩(๑^o^๑)۶
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