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うちの◯◯がお世話になってます

第7章 ???の姉《後編》(逆転裁判)




イッテツは腕を組んで何か深く考え込む。


「なんだったかなー?
あの花の名前は。
なんか聞いたことのねぇ花だったんだけどよ。

でもその花も菊に似てるんだよ」

「ですがこの鞭はハルジオンと一致したんですぞ!」


イッテツに向かってそう言ったのは亜内検事だ。


「だーかーらーそれはオレのさく……」

「ああああぁ!!!!」


亜内検事に反論するイッテツの声を遮った叫び声。
その叫び声を上げたのはヒトスジだった。


「これ、オレのサインが入ってる!」

「サイン?」

「えぇ。
オレは自分が作った鞭の柄の金具を外したところにサインを入れるんです。
今、確かめてみたらオレのサインがあったんです」

「と、いうことは……」

「この鞭は狩魔さんの鞭じゃありません」


ヒトスジがそう断言する。
ざわつく傍聴席。


「狩魔検事の鞭ではないとしたらあの鞭はいったい誰の……?」

「あの凶器の鞭が狩魔検事のものだから犯人扱いされてたんだろ?
あの鞭が狩魔検事のじゃないということは犯人は狩魔検事じゃないってことか?」


その時、第3法廷の扉が開かれた。


「裁判中、申し訳ない。
少しよろしいだろうか」


入ってきたのは御剣だった。


「これはこれは御剣検事、どうされました?」


亜内検事は御剣に向かって嫌味っぽい口調で言った。


「偶然だが、この事件に関係あることが判明したので報告に参った。

裁判長、言ってもよろしいか?」


御剣の言葉に裁判長は頷いた。


「いいでしょう。
どうやらこの事件、単純な事件ではないようですから。
些細な発見でもよろしいので言ってください」


裁判長の言葉に御剣は満足そうに微笑んだ。


「では報告させてもらう。
被害者、ドエムダが殺害された場所があきらかになった。
警察署の遺留品倉庫だった。
ドエムダの身体中にあるアザが遺留品倉庫にあった棚とかと一致した。

よってドエムダさんは遺留品倉庫で殺害されたあと狩魔検事の検事室へ運ばれたことになる」


御剣は書類を見ながら言った。


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