第5章 清水 潔子の姉2(ハイキュー!!)
声の主は烏野高校男子バレー部1年生の日向 翔陽だった。
日向の他に同じ1年生の影山 飛雄、月島 蛍、山口 忠の3人の姿もあった。
どうやら4人でお菓子を買いに来たらしい。
「あれ?
今日はどうしたの?」
「今から4人で勉強するんだけど月島達に勉強教えてもらう代わりにお菓子おごらないといけないんです」
「そっか、そう言えば潔子がテスト週間って言ってたな」
日向達と菜々子が話しているのを及川は悔しそうに見ていた。
「勉強頑張る君たちにプリンをおごってあげよう!」
「えっ!?
いいんですか?」
喜ぶ烏野1年生。
そんな姿を見た及川はいてもたってもいられず思わず菜々子と烏野1年生の間にわって入る。
「………菜々子さんのプリンが欲しければ俺が出す問題に全部正解したらあげよう!!」
「げっ!!
大王様!!
なんでここに!!?」
突然の及川登場に驚く烏野1年生。
「何?
俺がここにいたら変?」
「変だと思いますけど。
だって、ここ青葉城西からの寄り道にしては遠いですよね?」
及川の言葉に月島が答える。
「確かにちょっと遠いけど、全然問題ないね。
むしろ頑張るし」
そう言いながら及川はちらちら菜々子の方を見る。
「でも問題って何を出すんですか?」
「おっ飛雄ちゃん、やる気だね。
そっち、テスト週間なんでしょ?
だから親切な俺が1年生で習う範囲から国語、英語、歴史、数学、科学とそれぞれ出してあげよう。
そして全問正解したら菜々子さんのプリンを食べてOKってことで」
「ルールはわかりましたけど、菜々子さんのプリンってどういう意味ですか?」
山口が及川に質問した。
「私、今日はプリン担当でプリンを作ったんだ」
菜々子が及川の代わりに答えた。