第5章 清水 潔子の姉2(ハイキュー!!)
「で、店長。
菜々子さんは?」
「菜々子ちゃんは今、厨房よ。
プリン作ってたわ」
「じゃあ今日はそのプリンいただきます!」
「わかったわ。
お友だちはどうする?」
店長に言われて、岩泉、花巻、松川の3人はそれぞれケーキを選ぶ。
「じゃあちょっと待っててね」
店長はそう言うと厨房へ行った。
「………なぁ及川。
1つ聞きたいんだけど………」
「何?
マッキー」
「もしかして菜々子さんが作ったお菓子を毎日買ってんの?」
「そうだよ。
じゃなきゃここに来た意味ないじゃん」
及川の言葉に3人は
なんかアプローチの仕方がストーカーっぽいな
と思うのであった。
「あれ?
及川くんだ」
「えっ?
ええ!?
菜々子さん!?
なっななななんで!!?」
「店長から持っていくように言われてさ。
そっか、プリン頼んだの及川くんなんだ」
菜々子の登場に及川は驚き、みるみるうちに顔が真っ赤になっていく。
「あの、今日こそ菜々子さんの連絡先を!」
「ごめんね?
仕事中だし、1人のお客さまに教えちゃうとみんなに教えなきゃいけなくなるから」
菜々子に断られて一気に落ち込む及川。
「じゃあ及川から連絡先を渡したらいいじゃねぇか」
「岩ちゃんナイス!」
岩泉の提案に及川は慌てて、自分のカバンからノートをちぎり、その切れ端にペンで連絡先を書こうとした。
「それも受け取っちゃうと他の人のも受け取らなきゃいけなくなるから無理なんだよね。
ごめんね?」
菜々子の言葉に固まる及川。
「菜々子さーん!」
店内に響く声に一同はその声の方向を見た。