第4章 ◆休暇任務
「 サラ・・・!」
地面に座ったまま振り返ると
そこに立っていたのは先ほどから
ずっと探していた人物で
「・・・ てか、
な、何持ってんさ・・・?」
そのサラの手には
ピストルのような、・・・いやピストルか。
銃口を上にして構える位置に
長くスマートなピストルが佇む。
『 あぁ、これ。
私の対アクマ武器だよ。』
「あぁー、対アクマ武器な。
・・・てか、サラの対アクマ武器初めて見たさ。
そんな形状してんだな。」
『 そうなの!かっこいいでしょ?
クロス元帥が作ってくれたんだよ。』
「 へぇー!
あのクロス元帥がねぇ。
武器作ったりも出来んだな。」
そう言って
ひらひらと見せてくれるサラの対アクマ武器。
・・・・・・・・・・・・っじゃなくて!!
「ちょ、 ちょっと待て、
・・・た、対アクマ武器?!」
ピストルを持つサラの手元を指させば
さらりと答えるサラ。
あまりのスマートな返しに
普通に感想述べちまった。
「 な、なんで対アクマ武器?!」
しかも銃口から煙出てんじゃん。
確実に撃った後さ、それ!
『 あ、ごめんね。煙たいよね。』
ふるふると震えながら指させば
ふっと銃口に息を吹きかけ
煙を飛ばすサラ。
ー・・・そういう問題じゃねぇさ!
『 それより、アクマが居るはずなの。
ワンちゃん達に襲いかかろうとしてたのが
微かに見えたから走って何とか
ワンちゃんは助けられたんだけど
アクマには逃げられちゃって・・・。
上空から襲ってきたと思ったら
・・・ラビだった。』
暢気にサラの対アクマ武器について
話していたが、
脱線した話題を
根本の方へ向けてくれたのは
ピストルを腰のベルトに仕舞うサラだった。
「 ・・・。」