第4章 ◆休暇任務
ー・・・な ん で す と ?
サラの言葉に俺は唖然とした。
ー・・・俺撃ったのサラかよ・・・!!
確実に脳天ぶち抜こうとしてたじゃんあの弾!
俺とアクマ間違えるって何さ?!
ワンコは見えんのに俺は見えねぇって
どんな視力してんだよ!
「 お、恐ろしすぎる・・・。」
ボソッと呟いてから
きっと真っ青になっているであろう
自分の顔を恥ずかしさから下に向けた。
「 さ、さっきの銃弾は、
サラの、なんさ・・・?」
『 うん、そうだよ。
私の対アクマ武器は
スピードが早いのが特徴なんだけど
その攻撃避けるなんてさすがラビだね!
とってもカッコ良かった!』
下を向いたまま
思わず裏返る声でサラに質せば
るんるんのハイトーンボイスで
返ってくる方向違いな言葉。
・・・・・・いや・・・、
・・・え・・・・・・・・・。
「 そ、そうですか・・・。」
・・・もうここまで来ると
返す言葉が思いつきません。
所謂、絶句をカマしている俺に
サラはウキウキとまだ
さっきの話をしている。
ー・・・あと、
背中から落っこちてる時点でダサいけど
それも、
サラにはそう見えなかったらしい。
「 まぁ、いいや・・・。
犯人も、サラも見つかったし。」
ー・・・どちらも同一人物なんだけど。
行方不明者を発見出来たと思えば殺人未遂。
そして、1番問題なのが
サラの言うアクマの出現。
サラはさらっと言ってるけど
街はすぐそこ。もし
街中にアクマが出現したとなれば大事になる
被害は免れない。ここで打っとかねぇと。
つーか、教団本部はすぐそこってのに
なんで誰も気付かねーんさ?
「 サラ、
アクマがどの方角行ったか分かるさ?」
いい加減立ち上がった俺は
落下した時に一緒に落ちた
既に小さくなっている鉄槌を拾い、
未だに盛り上がってるサラの肩を掴み
こちらに向かせた。