• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~secondseason~

第22章 ★火神の師匠★





伊月『零、蘭。その...ごめん』


『俊先輩は悪くありません....元はと言えば私が悪いんです。私の方こそ、ごめんなさい....』


伊月『いや、今回は俺が悪い。お前を傷つけた』


『違います!俊先輩は...』


また泣きそうな顔になる零蘭に自分がしたことを改めて痛感して思わず俯く。


そんな俺を心配したのか零蘭が身を乗りだし俺に触れようと手を伸ばしてきたのが見えた



俺は迷わずその手を引き、自分の腕に閉じ込める。



伊月『捕まえた...』


『!?俊、先輩?』


細くて柔らかくて、俺の腕に収まってしまう体



優しい花のような匂い



温もり



戸惑う声




全部が愛おしい



体を少し離し、顔を見つめる


伊月『ごめんな、零蘭』


『ですから、悪いのは私....っん』


優しい零蘭の唇に触れるだけのキスをして頭を撫でる


『...ズルい///』


伊月『今日のところは、木吉の言うようにおあいこって事で良いか?』


『私が悪いのに...』


伊月『零蘭?』


『分かりました。納得はしませんけど』



木吉『よし、仲直りしたところで....この死体達起こすか』


『『あ....忘れてた,,,,,』』



声が重なった俺達は思わず顔を見合わせて笑った








〔Noside〕



日向『みんな、今から出るフルーツ食って帰ったらすぐ寝ろよ』



伊月『死ぬかと思った...』



立花『三途の川渡りそうになりました』


あのあとなんとか全員蘇生し、散らかった部屋を片付けていた。一方、あの鍋を作った本人であるリコは部屋の隅で落ち込んでいた



小金井『火神~トイレ貸して~』



火神『出て右っす。あ?零蘭は...?』



伊月『あぁ、買い直してきてくれたフルーツ切ってくれてるよ』



黒子『今思ったんですが、零蘭さんあの鍋の事わかってて逃げるために買いに行ったんじゃないんですか?』


黒子の一言にその場の全員が固まった



『『『え.......?』』』




その時廊下の奥から小金井が悲鳴と共に部屋に駆け込んできた




小金井『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』





/ 290ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp