第2章 新しい景色達
これは私の価値観というかセンスの問題だが、
白が似合わない!!!
白馬とか、乗ってる凛さん・・・これは爆笑ものー・・・
「まじ謝りますからまじその固そうな拳しまってください」
「・・・はぁ。で、なんでいんだよ」
「あ、あぁ。寝てました」
「それで納得すると思ってんのか?あ?」
「だって本当のことなんですもん・・・」
「・・・・・・・」
「そんな疑うような目されても本当の事ですからね。第一私からすれば貴方がここにいることの方が不思議です。その小さなハートにある良心ですか?」
「それ俺が怒らないと本気で思って言ってんだったら今すぐこいつにお前との付き合い考えさせる」
そう言って寝ている江ちゃんを指差す。
少し得意げというか腹が立つ笑みを浮かべて。
そして江ちゃんをダシにつかうなんて!!
「くっ・・・で、でも密会しちゃうからいいですけどね!!」
「バカうるせぇよ・・・!」
彼が私の口をガバッと押さえつける。あ、こいつさっきの報復してやがる・・・ムキーーーーッ!!!
覚えとけよ・・・。
江ちゃんがスヤスヤ眠っているのを確認し、なんとか離してもらってスッキリした頭を整理しながら彼に事の経緯を説明した。
無論、ガチムチの森の凛が見たかったとかいう地雷発言はしていない。
んなこと言ったら本当に表連れていかれて顔が原型とどめないほどぐちゃぐちゃにされそうだ(震え)
「ふぅん。その考え事ってのはなんだよ。どうせしょうもねぇことだろうけど」
「・・・・・・」
ああそうだ・・・。私が一晩心配し続けていた考え事。
しかし今日、部活終わり2人は一緒に帰って行った。
つ・ま・り、私のほぼ一晩は杞憂の可能性があるってことだ。とりあえず絶交とかそういうレベルではないようで安心した。
でもうん、絆が堅いのはいい事ですが、私の一晩・・・!とはなる。
っていうかもう、2人が仲悪くなっていないことはわかったのだし、私無理に七瀬君と仲良くなる必要ない気がする。
一応追い出されていないわけだし・・・。
(もういっそ水泳の方が決着着いたら、あの貯金使って1人暮らしでもはじめようかな・・・)