第2章 新しい景色達
「もーいいわかった!渚君もういいよ!!」
「えぇー?」
渚君のセンスの爆発度がよくわかっただけであった。差し出すジャージ全てが何かとカラフルだったり異形だったりと・・・もう怖い!っていうか何故キャラがついたジャージが多い?(っていうかキャラクターがついジャージなんてあるのか・・・。)それ着た七瀬君想像しちゃったじゃない!!超面白かった!!(←)
「もうちょっと地味な奴の方が好きなんじゃないかな・・・」
というか、あのジャージと似てるものを買えばいいんじゃないか?
そうだよ単純に似たやつを探そう。
「ごめんね渚君、私似たやつをさがー・・・」
「ハルちゃん連れて来たよー」
「ぶふぉっ!!??」
思わずだらしない声を出してしまった。そして驚きのあまり後ろに仰け反ってしまった。
体制を整える余裕なんてなく近くに棚に手を掛ける。
勿論ものすごーーーーーーーく迷惑そうな仏頂面2割増しの七瀬君。その後ろでニコニコと無邪気な笑顔の渚君。その無垢さがとても憎い・・・!憎いよ渚くうううううん!!!!!
っていうかなんでいんの!!
「おい、やめろ渚」
「まぁまぁ!」
「なんで!!??」
「そこにいたから本人に聞いた方が早いかなーって」
「・・・俺は行く」そうして踵を返した。
「えぇ?待って!だってたえちゃんがモガッ」
「ご!!!ごめんねぇー!!!じゃ、じゃっ!」
クソチビ(←)がうっかり口を滑らせぬよう慌てて口を塞いで連れ出す。
そうして出入り口付近まで連れ出してようやく手を離してやった。