第2章 新しい景色達
「失礼です!それに妙美さんだって時々ニヤニヤしてるじゃないですか!」
彼女があからさまに怒った!っというような表情を見せる。
か、かわいい(末期)。
「わ、私のニヤニヤはいいの!歪みないから!」
「私のは歪んでるって言うんですかー!?えー納得いかない。じゃあ妙美さんは、どんな内容にニヤニヤしてるんですか?」
「私の脳みそが興奮要素分泌し出した時」
「その表現の方が断然いかがわしく見えます!」
そうして私達は休憩の数分間己の性癖について熱く語ったのだった。
***
「レイちゃんが寒いって言うからさぁおしくらまんじゅう提案したんだよ!そしたら『僕はやりたくありません。第一そんなことしなくても夏なんですからそのうち暖かくなるでしょう』とか言って照れちゃってー!」
渚君がする怜君の声真似は日々進歩を遂げている気がする。
私達は列後方で深いため息をつくメガネ、そう怜君の家へと向かっていた。電車で移動して徒歩で彼の家へとで向こうとしている真っ最中だ。
メンバーは2年男子組を除く全員。
渚君が誘ってみたらしいのだが2人とも用事とかで断られたらしい。・・・私のせいかも、と心中に暗雲を立ち込めている私がいたことは言うまでもあるまい。
「大丈夫ですよ!」
「もう江ちゃんは私の心読まないで・・・」
「違います、妙美さんが分かりやすすぎるんです!」
「・・・なんとかしよ」
私の顔筋があかんのや・・・私の顔筋が・・・!
「??妙美ちゃんどうかしたの?」
渚君が心配そうに私の顔を覗く。
彼は屈んで下方から上目遣いビームするのが主流(?)なんだろうな、とこのところ思うのだ。
だって、
「!」
予想以上の破壊的愛嬌が出るから。
(くっそ・・・)
「?今度は頬が真っ赤だー」
(こいつ絶対わざとやってる!!!)
あざといは、犯罪です。