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タイムマシンは幸せの鍵【銀魂】

第26章 友達の家の匂いって結構ずっと覚えてる


新八「じゃあ神楽ちゃん、さくらさん、おやすみなさい」

『うん、今日はごめんね。ありがとう』

神楽「おやすみネ〜」

玄関で新八くんを見送り、鍵をかける。

結局あの後、病院で処置をしてもらいすぐに万事屋に戻ってきた。
頭の傷は10針程度縫ったけど、そこまで深くないらしい。

結局、私のおかえりなさいパーティー(?)は私の怪我が治るまで延期となった。

『はぁー…』

何してんだ私。

神楽「ねぇさくら」

『…ん?なぁに神楽ちゃん』

小さく袖が引かれて振り向くとなんだかもじもじしている神楽ちゃん。

神楽「大丈夫アルか?」

『…?』

神楽「傷、痛そうネ」

『あぁ、全然大丈夫だよ!縫ったって言ってもそんなに大怪我じゃないし』

神楽「ふぅん…」

『それより神楽ちゃん、今日はごめんね?パーティーしようって言ってくれたのに…』

神楽「そっちの方が全然大丈夫ネ!さくらが戻ってきて、また一緒に暮らせる方が大事アル」

腰のあたりにぎゅーっと抱きついてくれる神楽ちゃんが可愛くて、優しくて、心がじんわりと温まる。

『…ありがとう』

神楽「それよりさくら、それでお風呂入れるアルか?」

腰から肩へとよじ登り、私の髪の毛を捲り上げて傷口をマジマジと見つめる神楽ちゃん。

重いんですけど。

『うん、入っていいって。でも濡らさないように入るのめんどくさいんだよなぁ…』

神楽「それなら!」

何か閃いた様子の神楽ちゃんが私の肩から飛び降りる。

神楽「私が洗ってあげるヨ!」

『え!?』

神楽「さくらが頭洗う間抑えててあげるネ!一緒に入ろう、さくら!」

純真無垢な青色の瞳がキラキラと私を見上げている。

妹と入るみたいでちょっと嬉しいかも…。

『よし!じゃあ一緒に入ろうか!』

神楽「やっほーい!お風呂パーリーアル!フゥゥッ!」

神楽ちゃんは飛び跳ねながらお風呂場へと向かい、私もその後を追いかけた。
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