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女の私の憂鬱 《黄瀬涼太》

第2章 黄瀬涼太による恋愛指南?!


「は…?お前に?」

「お願いっス!」

「だったら、頭のいい、緑間に聞けばいいだろ?」

確か、緑間は俺より頭が良かったはずだ。俺なんかより緑間に聞いた方がいいんじゃないか?そう言うと黄瀬はとても…いや、結構嫌そうな顔をしながら、言った。

「緑間っちに聞くのはなんか…自分のプライドがズタズタにされた気分になるスから嫌っス!」

「なんだ、そりゃあ!」

「お願いっス!椿っち!後でお礼するっスから!」

「……はあ、今回だけだからな?」

「ありがとうっス!椿っち!」

キラキラ輝く瞳で見つめられて、俺はその輝きに目を背ける。そして、今日から俺による勉強指導が始まった。

放課後ー

「ほれー、黄瀬、勉強するぞ」

六時間目の授業が終わり、寝ている黄瀬の頭を叩く。

「んぁ?もう六時間目、終わったんスか?」

「やるんだろ?勉強?」

「あ!そうだったっス!」

起き上がり、教科書を取り出す黄瀬。授業が終わって放課後になったので生徒達はそれぞれ、テスト勉強する為に帰り始めた。俺と黄瀬は机を突き合わせて勉強を始める。

「…椿っち…ここどうやるんスか?」

「ん?数学か?…そこはこの公式を使って…」

黄瀬が先ほど解いていた問題の隣にそれに必要な公式を書いてやる。

「これに当て嵌めてやってけば、出来る…やってみろ?」

「了解っス!」

黄瀬はカリカリと公式を使って問題を解いていく。俺は自分のテスト勉強に再度、集中する。
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