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女の私の憂鬱 《黄瀬涼太》

第2章 黄瀬涼太による恋愛指南?!


「おぉー!解けたっス!」

「今回の数学は公式、覚えてないと全然出来ないぞ?」

「そうなんスか!うわあ…気が遠いっスねえ」

「そんな事言うなって」

苦笑して再び、自分がしている国語の文章問題を解き進める。

「…あの、氷童さん」

「ん?なんだ?…って、うわぁああっ!!黒子!?」

突然、現れた黒子に腰が抜ける思いがした。なんせ、影が薄いので全く気づかなかったのだ。黒子は何やら、英語の教科書を抱えて佇んでいた。

「ちょっと聞きたい事があって…」

「テスト勉強に関してか?」

「はい、この英文なんですが…」

予想通りだな…黒子は英語の教科書を開いてある一部分を指差す。

「あー、ここは関係代名詞が入るんだよ」

「そうなんですか!ありがとうございます」

問題が解決したらしく黒子は嬉しそうにお辞儀をして教室を出て行った。

「…椿っち~」

「なんだ?また、分からない所があるのか?」

「違うっスよ…」

「じゃあ、なんだ?」

黄瀬に向き直り、話を聞いてやる。また、下らない事でも考えてるんだろうな…

「椿っちはこの状況、理解してるんスか?」

「は?黄瀬と一緒に勉強会してるって事か?」

「違うっスよ!…教室で男女で二人きりなんスよ?」

「だから、どうした?」

「襲わるとか思わないんスか?」
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