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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第5章 さらば、もう一人の友よ


その時だった。



「いたぞ!」

「街の出入り口を封鎖しろ!」


王国軍の兵士が大勢現れた。


「王国軍!?」

「ええっ!?」

「妖精の尻尾の魔導士だな!? そこを動くな!」

「もうバレたの!?」


すぐに包囲されてしまった。


「よーし、早速さっき手に入れた魔法で…」

「止せ!」

「行くぞー! ファイアー!!」


エドルーシィの制止を聞かず、ナツはさっき購入した魔法道具から炎を出す。
ウェンディは使い方を忘れてしまい、オロオロしていた。


「はっはーーっ!…っあ?」


勝ち誇った笑い声を上げるナツ。
だが兵士は左手の甲の部分に仕込んであったラクリマの盾を展開して炎を防いでいた。


「盾!?」

「んにゃろ、もう一回!」


ナツがもう一度炎を出そうとした。
しかし、フシューって音が出るだけで炎は出なかった。


「魔力は有限だって言っただろ!
 全部の魔法に、使用回数が決まってるんだ!」

「一回かよコレー!?」

「出力を考えれば百回くらい使えたんだよ!」

「「「捕えろーーーーーっ!!」」」

「マズイよ!」

「えーとえーと!」

『群がりやがって鬱陶しい! 邪竜の…』


アギトは王国兵を一掃しようと"邪竜の旋風"を繰り出そうとする。
一方ウェンディは魔法道具を使おうとしているが、中々開けられずにいた。



が、



ポンッと道具が外れてしまった。



瞬間、巨大な竜巻が出た。



『『「何したウェンディー!」』』

「ごめんなさーい!」

「うあああああ!!?」




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