第5章 さらば、もう一人の友よ
<side out>
「あははははっ! あーはっはっは!」
カフェからエドルーシィの笑い声が響いた。
ナツ達でアースランドのルーシィがどんな奴なのか説明したからだ。
「あたしが小説書いてんの? ひ~っ、そんで、お嬢様で鍵の魔法使って…あーはっはっはっ!」
「やかましいトコはそっくりだな」
「やかましい言うな!」
「さっき買ったコレ…どう使うんですか?」
「バカ! 人前で魔法を見せるな!
今現在、魔法は世界中で禁止されてるって言っただろ?」
「ごめんなさい…」
エドルーシィに注意されてシュン…とするウェンディ。
でも、とシャルルがエドルーシィに問いかける。
「元々魔法は生活の一部だったんでしょ?」
「そうだよ…王国の奴等、アタシ達から文化を一つ奪ったんだ…自分たちだけで独占する為に」
「じゃあ、王国の奴等やっつければ、また世界に魔法が戻ってくるかもな」
ナツのトンデモ発言にポカーンとするエドルーシィ。
「な…何バカな事言ってんだよ! 王国軍となんか戦える訳ねえだろ!」
「だったら、何で付いてきたんだ?」
「それは…王都までの道を教えてやろうと…戦うつもりなんか無かったんだ!」
『十分助かったよ エドルーシィがいなかったらナツ達手ぶらで乗り込むトコだったもんな』
『全くだ 俺はてっきりエリュシアンみてぇにアースランドの魔法が使えると思ってたからな 危なかったぜ』
「おう、ありがとな」
「//…アギトは…アースアギト達と戦うのか?」
『勿論だ』
クロスがそう言うと、エドルーシィが何かを悩み始めた。