第5章 さらば、もう一人の友よ
「す、凄ぇ…あんな巨体を…」
『よっしゃあ! ナイス、エリュシアン!』
『クロスも凄かったぜ!』
暢気にパーンッとハイタッチする俺達。
「「「(この人達最強だ…)」」」
みんなそう思ったのは気付かなかった。
「てか、何でアギトは魔法使えるんだ?」
『あーそれな、ミストガンが持ってるエクスボールってものを飲んだら使えるんだ』
そうだった…ナツとウェンディ用に二つもらっとけば良かった。
クソー失敗したー! ジェラールーーー!
あちゃー…と手を頭に当てる俺だった…。
…が、
「「「…ん?」」」
大きな影が新たに現れた。
「「「またカエルーー!?」」」
『めんどくせー…』
『弱い癖に…飽きた』
俺達は面倒臭がった。
その時、
「ど…りゃああ!!」
エドルーシィが魔法の鞭でカエルを打った。
「怖いルーシィ!」
「怖いルーシィさん!」
「いちいち怖いとか付けんな!!」
へー、こっちのルーシィもツッコミ役なのか。
「何でアンタが?」
シャルルが問いかけると、エドルーシィは少し照れて目を反らした。
「まぁ…その…この辺りは危険だしな なんつーかその…」
『心配して来てくれたんだな』
「ばっ! 別に心配してるワケじゃねぇよ!//」
クロスの言葉に反対するが、少し顔が赤くなってるから説得力が無い。
「なんだかんで言ってもやっぱりルーシィだな、お前」
「どんなまとめ方だよ!」
「そーゆーツッコミとか」
エドルーシィはツンデレの様だな。
でもナツの言う通り、やっぱルーシィだな。
「アギト、アースランドのアギトは魔法を使えるようだが他の奴は使えねぇみたいだな」
『あぁ この世界では使えねぇらしい』
「じゃあ先ずルーエンの街に行かねぇと
武器も持たずに旅すんのは自殺行為だ」
『それもそーだな』
クロスとエドルーシィが相談した結果、先ずはルーエンの街を目指す事にした。