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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第5章 さらば、もう一人の友よ


「んがっ!」


ナツが何かにぶつかる声を出したが、気になるのは効果音がボニョンっと鳴った事…。


『ボニョン?』


恐る恐る見てみると…



「どわーーっ!!」

「きゃあああっ!!」

「でかーー!!」

『…わーお』


巨大なカエルが立っていた。
カエルなみんなを捕まえようと大きな手をこちらに伸ばす。


「ナツ! 襲いかかってくるよ!」

「よーし! 火竜の…」


ナツが魔法を使おうと戦闘態勢に入った。
だが、ジェラールにもらったエクスボールをもらなわければこの世界では魔法は使えねぇんだよな。


『あ、お前等は…』

「…魔法が使えねぇーーっ!」

「えぇええっ!?」

「うわーー!」


その事を言おうとしたがその前にナツが叫び、逃げ出すみんな。


『しゃあねぇ、やるぜエリュシアン!』

『OK、クロス!』


エドラスの俺…クロスが二本の剣を抜き、カエルに向かって走り出す。
カエルは標的をクロスにし捕まえようと手を伸ばすが、クロスは難なく躱し、カエルの腕を走って接近する。


『一の太刀・"斬"!!』


両手を交差させ、横に開く様に斬り付ける。
その衝撃でカエルが後ろに転んでしまった。
クロスの体はまだ宙に浮いているが、それを利用して次の攻撃を放つ。


『四の太刀・"乱"!!』


落下する勢いを利用して横に回転しながらカエルの腹を斬り付ける。
カエルがグヘッと変な声を出したが気にしない。


「す、凄ぇ!」

「エドラスのアギトさんも、強い!」

「性別が違うだけで強いのに変わりはないみたいね」

「あい!」


よろめきながら逃げようとするカエル。
しかしそれを許さない男がいた。

『邪竜の…』

クロスの時間稼ぎのお陰で"邪竜の飛爪"を放つ準備が出来た俺だ。
しかしその魔力は本来のものよりも巨大で、俺の肩よりはるかに大きい魔力を纏っていた。
ちょっと大きめに魔力込めたからな。
さーて、どこまでぶっ飛ぶんでしょうかねぇ…。


『…飛爪!!』


引っ掻く様に衝撃波を放つ。
放たれた魔力の刃は普段の4、5倍は大きいかな。
それを食らったカエルは空の彼方にピューンッ…と飛ばされてしまった。
よく悪者が星になって消える感じで。




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